大人の遠視治療について

大人の遠視は治療可能?

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大人の遠視は治療可能です。具体的にはレーシック手術を受ければ完治します。大人の遠視はレーシック手術以外の方法で完治させることは出来ない上、レーシック手術は18歳以上でないと受けられないので、むしろ、「大人にならないと遠視の完全治療は出来ない」と言った方がいいでしょう。

ただ、遠視性弱視の場合、レーシック手術でも解決しません。というのは、遠視性弱視の原因は「脳」にあるからです。レーシック手術が治療するのは「眼球」であり、遠視性弱視の原因である脳には、届かないからです。

遠視と遠視性弱視の違いは「メガネやコンタクトレンズで見えるか」で判断できます。これらの器具で矯正できれば「遠視」、できない場合は「弱視」です。

遠視のレーシック手術の仕組み


遠視の原因は「眼球が小さい」ことです。眼球が小さいため、眼の中に入ってきた映像が、この狭い場所では像を結ぶことが出来ないのです(像を結ぶ前に、眼の奥=壁にぶつかってしまいます)。この眼球の大きさは変えることが出来ません。ならば「狭い場所でも像を結べるようにしよう」という発想が出るわけです。

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そのために「光の屈折角度」を調整します。外から眼の中に映像が入ってきた時、目のレンズの部分で角度が変わるのですが、その角度を調整するわけです。

このために、眼のレンズの表面(角膜)の形を整えます。これをするのがレーシック手術です。近視でも遠視でも同じように角膜の調整をするため、どちらの場合も、レーシック手術は有効なのです。

遠視性弱視の仕組み


一方、なぜ遠視性弱視はレーシック手術でも治りません。幼児期に強い遠視だと、何を見てもぼやけて見えます。そのため、脳に映像が届きません。映像が届かないと、脳の中の「映像を認識する部分(視覚野)」が成長しません。

これが「遠視性弱視」です。脳が映像を認識することが出来ないので、レーシック手術によって遠視を治して、映像が届くようにしても、それを受け取る力がないわけです。なので、遠視性弱視は、レーシック手術でも解決しないのです。

遠視と遠視性弱視の見分け方


両者の見分け方は簡単で「遠視用メガネ・コンタクトレンズ」で見えるかどうか、です。これで見えるということは、「脳には問題がない」ということを示しています。脳(視覚野)に問題があるのが遠視性弱視なので、脳に問題がないということは、「ただの遠視」ということです。

もし遠視性弱視だった場合、どのように治療するかというと、大人になった後は、治療はかなり難しいと言わざるを得ません。子供のうちは、遠視用メガネをかけることによって、とにかく映像を脳に届けることで、脳が映像を認識する力が向上していきます。

これによって、弱視を防げます。遠視性弱視を防ぐには、とにかく子供のころの対策が重要なので、早期の発見と早期の対策を心がる以外にはないのです。

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