遠視と自律神経の関係について

遠視と自律神経の関係とは?

このエントリーをはてなブックマークに追加

遠視になると自律神経の働きが乱れやすくなります。理由は、目の神経(視神経)と自律神経は深くつながっているため、視神経にかかる遠視のストレスが、自律神経にも伝わるからです(自律神経というのは、「全身の神経」と大雑把に捉えてください)。

視神経と自律神経は、相互に深くつながっています。なので、片方に異常が起きると、まるでキャッチボールをするようにお互いに悪影響を与え合い、悪循環が起きてしまいます。

つまり、視神経のストレスで自律神経の機能が落ち、自律神経の機能が落ちたことで、さらに視神経の機能が落ちる(ものが見えにくくなる)、ということです。こうした悪循環は進行すればするほど、抜け出しにくくなってしまいます。

自律神経とは何か?


自律神経というのは、「無意識に動いている神経」です。人間の神経は、大別すると2種類であり、筋肉の神経のように「意識して動かせる神経」と、心臓の神経のように「無意識に動く神経」となります。

自律神経というのは、この「無意識に動く」方です(「自律」というのは、「体たちが勝手に自律して動いている」という意味です)。そして、目の神経(視神経)は、この自律神経と深く繋がっています。自律神経は、外界から入ってきた情報に対して反射的に対応しますが、人間が外界から受け取る情報の90%は「視覚情報」です。

スポンサーリンク


遠視の人の場合、この「視覚情報」を受け取るのに、人の数倍の苦労を強いられます。そのため、遠視の人の自律神経は、受け取る情報の90%が人の数倍の緊張を強いられるレベルのものになっているのです。

そのため、遠視になるとどうしても自律神経に悪影響が出ます。酷い人の場合は、自律神経失調症になってしまうこともあります。

自律神経失調症とは何か?


この病名は有名な割には、定義がはっきりしていません。これが原因で起きる症状は、頭痛・吐き気・人間不信など様々なものがあり、あまりにも広すぎる上に、先にこれらの症状が起き、それが原因で自律神経失調症となる、ということもあるからです。

つまり、どっちが原因なのかわからない、ということです。自律神経失調症の治療は、主に薬物療法によって行われます。これは時間もかかりますし、費用や労力もかかります。遠視を放置しさえしなければ予防できる症状なので、とにかく遠視を早めに克服するようにしましょう。

自律神経失調症が与える悪影響


さらに自律神経失調症になったことで、より遠視が進行するというケースもあります。自律神経と視神経が密接につながっている以上、自律神経が病んだら視神経も病むからです。

例えば、疲労の限界の超えた旅人が「目がかすむ」ということがあります。旅人はもちろん、目の酷使などしていません。それでも目がかすむのは「脳(自律神経)」が疲労していたからです。

このように自律神経が病むと、視神経も病み、結果的にものが見えにくくなってしまうわけです。なので、遠視と自律神経失調症は、相互に悪循環し合う非常にやっかいな組み合わせであると言えます。

スポンサーリンク

このエントリーをはてなブックマークに追加