遠視になる原因について

遠視になる原因とは?

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遠視の原因は、完全には解明されていません。ただ「仕組み」は解明されています。仕組みは「眼球の小ささ」によって成り立ちます。ただ、この「眼球が小さくなる原因」がわからないため、遠視の「仕組み」はわかっても「原因」は解明されていないのです。

そして、この「眼球の小ささ」は生まれつきです。成長して小さくなるということはありません。なので、遠視の原因は遺伝と体質がほとんどと言われています(逆に、近視は環境的な要因が大きいと言われます)。

たまに「大人になってから遠視になった」という人がいて、こうした例から「後天的な遠視もある」と言われますが、これは間違いです。この場合は「遠視の症状が進行して、後で気づいた」というだけです。

遠視の原因(軸性遠視)


遠視のほとんどは「軸性遠視」というものです。これは「眼球が小さい」ことが原因で起こる遠視です。眼球が小さいため、眼の外から入ってきた映像が、眼球の中で像を結ぶための、十分なスペースがないという状態です。

そして、眼球は生まれた後大きくなることはありますが(全員大きくなる)、小さくなることは基本的にあり得ません。なので、「眼球の小ささ」が原因で起こる軸性遠視は「完全に生まれつき」と言えます。ただ、「何で小さな眼球で生まれてくるのか」という原因はわかっていません。

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遠視の原因(屈折性遠視)


これはもう一つの遠視ですが、この症例はほとんどありません。また、この場合も原因は遺伝的なものがほとんどです。上の軸性遠視の場合は「眼球が狭すぎて」、眼球内で像を結ぶことが出来ませんでした。

それに対し、この屈折性遠視の場合は「レンズで角度を変える力が弱すぎて」、眼球内で像を結ぶことが出来ない、というものです。では、なぜその力が弱いのかというと、生まれつき弱いという答えが、最も相応しいと言えます。

本来、乳幼児期は皆この力が抜群に強いので、幼少の頃からこの力が弱いということは、遺伝・体質によるものであると考えられます。加齢と共に弱まることはもちろんありますが、これはいわゆる「老眼」です。

(老眼と遠視は混同されやすいですが、確かにこの「屈折性」の場合は、老眼と同じ仕組みで起きています。最も、原因は「生まれつき」「加齢」で、全く違うものですが)

後天的遠視


これはまずあり得ません。冒頭に書いた通り、「大人になってから遠視になった」というのは、遠視の症状が進行して、ひどくなってから気づいたというものであり、大人になってから遠視になったということではありません。

また、これはただの老眼である可能性もあります。というのは、遠視の2つのタイプのうち、加齢によって変わるものは「屈折性遠視」しかないからです。

これは眼の調節力がなくて起こる遠視ですが、大人になってこの調節力が落ちたのだとしたら、それは老眼の原因とまったく同じであり、遠視ではなく「早めの老眼」の可能性もあります。

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