遠視が原因による目の病気について

遠視が原因で目の病気になる?

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遠視が原因でかかる目の病気は「緑内障」が一番大きなものです。緑内障にはいくつか種類がありますが、その中の「閉塞隅角緑内障」にかかりやすくなります。

遠視は「眼球が小さい」ことが原因で起こります。眼球が小さいということは、眼球の中を走っている、色々な「管」も小さいということになります。これが緑内障の原因となります。詳しく説明しましょう。

遠視で緑内障にかかる原因


眼球には房水という水分が流れています。そして、この房水の通り道を「隅角」と言います。遠視の場合、眼球が小さいので、この隅角も小さくなります。そのため、「房水が通りにくい」状態になります。

これにより水がせき止められた状態になり、眼球の水圧=眼圧が上がるわけです。この眼圧異常が原因で、緑内障にかかります。「閉塞隅角緑内障」というのは、文字通り「隅角が閉塞されて起こる緑内障」という意味なのです。

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遠視が原因による緑内障の治療


これは目薬などでは治療できません。なぜなら、「房水の通り道が狭い」状態なので、薬で何度水圧(眼圧)を下げても、その薬の効き目が切れたら、またせき止められた状態になってしまうからです。

つまり、この狭くなっている隅角を広げない限り、何度でも同じことを繰り返してしまう、ということです。そのため、遠視による緑内障(閉塞隅角緑内障)の治療は、レーザー治療などの手術しかない、ということになります。

レーシックとは別の手術である


この手術は、レーシックとは別の手術になります。レーシックが手術するのは角膜、つまり「目のレンズ」ですが、閉塞隅角緑内障の手術で改善するのは、隅角という「レンズの両脇の部分」だからです。

(レンズ=角膜ですが、「隅角」という名前は「角膜の隅(すみ)」という意味です)

このように、手術する場所が違うので、遠視をレーシックで治しても、閉塞隅角緑内障まで防げるというわけではありません。ただ、これはレーシックが無力という意味ではなく、遠視用のメガネやコンタクトレンズで矯正していようと、視力回復トレーニングをしていようと、同じことです。

尚、レーシックで遠視を完治させておくと、この閉塞隅角緑内障も早期発見することが出来ます。というのは、遠視が残っている人に比べて、普段目の異常がない状態なので、緑内障の初期症状に気づきやすくなるからです。

初期症状に気づいて早期治療を行えば、緑内障も問題なく解決することが出来ます。緑内障に限らず、遠視と関係のない眼病の早期発見のためにも、レーシックで遠視を早めに完治させ、眼病が発生したらすぐに気付けるような目にしておくことをおすすめします。

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