遠視と眼精疲労の関係について

遠視だと眼精疲労になりやすい?

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遠視が眼精疲労になりやすいのは「近くが見えない」からです。現代人の生活では、勉強でも仕事でも「近くを見ること」が常に要求されるので、近くが見えない遠視の人は、人の数倍の緊張を、常に強いられているのです。

見えない近くの物を無理やり見ようとして、眼筋も視神経も通常以上の力を使う必要があるため、眼精疲労になりやすいのが遠視です。疲労が溜まることによって、さらに見づらい状態になり、さらに疲労が溜まるという悪循環を引き起こしてしまいます。

遠視が眼精疲労を引き起こす理由


人間の眼は、自分の視力が及ぶ範囲であれば、遠くを見ても近くを見ても、物がはっきりと見えます。これは「ピントの調整」を無意識のうちにしているからです。では、ピントをまったく調整しないとどうなるかというと、この時もどこかに自動的にピントが合います。

この「自動的に合う距離」が「近い人=近視」、「遠い人=遠視」という風になっています。つまり、同じ視力の異常であっても、近視は何もしなくても近くが見えるので、近くを見る時、一切眼筋や視神経を使う必要がないのです。

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それに対し、遠視は無意識に遠くを見てしまうため、近くを見る時は、必ず眼筋や視神経を使わなければいけないのです。そのため、近くを見ることが要求される現代の生活では、遠視の人は常に視神経を緊張させていなければいけない、ということです。

眼精疲労の悪影響


眼精疲労はそれ自体も深刻な症状ですが、これがさらに悪い状態を引き起こします。疲労している状態では、同じレベルの遠視でも、疲労していない状態より、さらに見にくくなります。これにより、遠視の人はさらにストレスを溜めます。

そして、眼球に限らず人体の全ての部位は、ストレスを溜めている状態ではパフォーマンスが低下します。眼が見にくくても、体の他の部位が活発に動いてくれればまだ救いがあるのですが、ストレスでパフォーマンスが低下した状態にある遠視の人は、他の部分の動きでもハンディを背負っていると言えます。

このため、遠視の人々には、学習能力の低下、発達障害、自律神経失調症などの様々な精神的弊害が現れます。ただの眼精疲労に留まらず、その人の人生全てを左右してしまうほど、遠視というのは深刻な症状なのです。

遠視による眼精疲労の対策


対策としては、ブルーベリーのサプリメントなど、眼精疲労の軽減に役立つ栄養素などを多く摂取することが挙げられます。また、普通の人よりも多めに睡眠時間や、眼の休憩時間を取り、出来るだけ眼精疲労を取り除くようにしましょう。

そのためには周囲の理解を得ることも大切です。お子様の場合、学校の先生に遠視の弊害をよく説明して、理解していただくなどの努力が必要でしょう。

※眼精疲労の危険性や解消方法については、眼精疲労まるわかりを参照ください。

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